LOOP（ループ）で稼ぐことはできるのか？徹底調査！

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こんにちは。

田中五郎です。

それでは、本日は副業「LOOP(ループ)」について検証していきましょう。

まず、LOOPとは何でしょうか？LOOPは正式には「L∞P」と表記され、その公式サイトには「知識・作業・努力・労力・スキル・経験・時間・一切不要」「社会貢献×投資」「4つの権利収入」といった魅力的なコンセプトが掲載されています。

しかし、具体的に何をするビジネスなのか、その内容は一体どのようなものなのでしょうか？

次に、LOOPの公式LINEで配信されている内容は何があるのか、そしてLOOPを運営している企業や団体は何かについても調査していきたいと思います。

また、実際にLOOPを利用した人々の口コミや評判も確認し、LOOPが本当に安全で稼げる副業であるかどうか、詐欺でないかを判断していきたいと考えています。

LOOPに興味を持っている方や試してみたいと考えている方にとって、この検証が参考になれば幸いです。

【目次】
【ポイント1】L∞P・LOOP(ループ)
社会貢献と感謝が循環する？副業の中身を探る
【ポイント2】L∞P・LOOP(ループ)公式LINEの内容は？
メール登録でLOOP(ループ)に参加
GVD(GAME VERSE DAO)の存在について
提携企業に連絡なしの状況
NASDAQ上場の審査が行われていない
運営者の海外経済への理解
【ポイント3】L∞P・LOOP(ループ)を運営する企業は？
問題の発端：電話番号の不在
【ポイント4】L∞P・LOOP(ループ)の口コミや評判は？
【まとめ】L∞P・LOOP(ループ)の検証結果

【ポイント1】L∞P・LOOP(ループ)
まず、LOOP(ループ)とはどういった副業なのかを詳しく説明します。

以下は公式サイトの内容を要約したものです。

LOOP(ループ)の特徴は以下の通りです。

1. 完全無料である。

2. 巨大プラットフォームの利益の10％を毎月自動的に分配する。

3. 4つの権利収入を得る仕組みがある。

4. 暗号通貨テクノロジーを用いた新しい仕組みである。

5. 市場規模が250兆円である。

6. リスクを最小限に抑えつつ利益を最大化する。

公式サイトの記載では、LOOP(ループ)が具体的にどのような副業なのかは明確には示されていません。

また、社会貢献と感謝が循環するという点については、仮想通貨や暗号資産を投資に利用し、その投資が社会貢献に繋がり、自身にも利益が還元されるという仕組みとのことです。

しかし、具体的な投資金額や対象についての説明が欠如しており、不信感を覚える方もいるかもしれません。

無料で始めることができると謳われているが、投資においてはリスクが常に存在することも留意すべきです。

【POINT2】L∞P・LOOP(ループ)公式LINEの情報の内容は？

この公式LINEのサービス内容については具体的な情報が提供されていないため、実際に登録して確認してみましょう。

まず、LOOP(ループ)に登録するには公式サイトからメールアドレスの登録が必要です。

LOOP(ループ)の副業について懸念がある方も多いかもしれませんが、実際に登録して情報を受け取ってみてはどうでしょうか。

登録を行うと、約1分後にメールが届きます。

そのメールには、LOOP(ループ)についての説明が含まれています。

メール内で紹介されている内容を抜粋してご紹介します。

ナビゲーターのシンジと申します。

LOOP(ループ)への参加により、最大4つの権利収入が得られます。

LOOP(ループ)は日本初上陸し、新たな権利収入のシステムに参加する機会を提供しています。

世の中には様々なチャンスが存在しており、それらを掴むためには適切なタイミングで適切に行動することが重要です。

LOOP(ループ)では、知識や作業、努力、労力、スキル、経験、時間が一切必要なく、誰もが参加可能です。

市場規模250兆円の巨大プラットフォームでは、毎月自動的に利益の10％が分配されます。

また、この仕組みは社会貢献を目的としており、貧困層支援にもつながり、参加者に収入としてリターンが返ってきます。

このように、新しい仕組みではありますが、誰でも参加可能です。

ただし、正しいタイミングが非常に重要であり、そのタイミングは今だとされています。

大きな利益と安定した収入を得るためには、適切なタイミングを逃さないよう注意する必要があります。

成果が得られるのは、適切な行動を適切なタイミングで取った人に与えられるものです。

未来ではなく、今、この瞬間がその正しいタイミングです。

間違いのない時が今なのです。

お願いします。

また、後程連絡しますね。

そんなに巨大な市場であれば、皆が知っているはずです。

また、メールには公式LINEのリンクと動画のリンクを載せたサイトのリンクが添付されていました。

この点について後で検証します。

GVD（GAME VERSE DAO）の存在を確認するためにも、公式LINEに登録してみることにしました。

LINEにはLOOP（ループ）に関する説明ページへのリンクが送られてきました。

説明によると、LOOP（ループ）の4つの利点について解説されています。

それらの利点は以下の通りです

：「GAME VERSE DAO」のプラットフォーム利益の10％を得られる、「GAME VERSE DAO」トークンの価値上昇益を得られる、米国株式市場NASDAQの上場時に20％の株式を配当として受け取れる、新興市場のタイ・ベトナムの上場時に20％の株式を配当として受け取れる。

「GAME VERSE DAO」というサービスを利用することで利益を得られるという内容のようですね。

ただし、「GAME VERSE DAO」というサービスは社会的にはまだ存在が確認できず、公式ウェブサイトもなく、ホワイトペーパーや証拠、期待を裏付ける情報は一切公開されていません。

「PROVISION GAMING」と提携している企業からの連絡がなかったので、GVDトークンが全てのゲームで使用されることになったという情報はLOOPの動画やウェブページで紹介されています。

しかし、実際には「PROVISION GAMING」の公式サイトには今後の予定まで含めた情報が一切記載されておらず、信憑性に欠ける状況です。

ただし、これが詐欺や架空の話であるとは言っていません。

ただ、根拠がないということです。

NASDAQへの上場審査を受けていない理由は、通常、NASDAQに上場するには最低でも2年以上の事業実績が求められます。

しかし、今回のLOOPは2022年に登場したばかりであり、NASDAQの基準を明らかに満たしていません。

さらに、動画で「NASDAQへの上場が目前に迫っている」という曖昧な表現が使われていることから、実際には上場を目指していない可能性やサービスそのものが存在しない可能性が指摘されます。

また、タイやベトナムの新興市場への上場も同様の理由で否定されます。

事実上存在しないサービスが株式市場に上場することがどうやって実現されるのか疑問です。

運営側が海外の経済状況を理解していない可能性も考えられます。

さらに動画を視聴すると、「世界中の貧困地域に住む若者たちが、リリースされるNFTゲームで収入を得ることができる」という表現が見られます。

しかし、貧困地域に住む子供たちはパソコンを持っているどころか、スマートフォンを持っている可能性すら低いはずです。

なぜこのような前提を持って話が進められているのか理解できません。

また、「東南アジアなど、タクシーやバイク文化の強い国の運転手やUber配達員などは、リリースされる『Move to Earn』アプリを通じて移動するだけで収入を得ることができる」という表現もあります。

ですが、東南アジアではUberは流行しておらず、GojekやGrabなどの現地法人が主流です。

世界中でUberが普及しているという前提に基づいて事業を展開する姿勢から、実際にはグローバル展開の意向がないことが窺えます。

NASDAQに上場することは非常に困難な目標であることは理解できます。

一方、注意していただきたいのは、同じウェブサイト内に掲載されているKOC JAPANが運営するCポンという決済サービスと提携しているとの情報は事実ではないということです。

実際にCポンの加盟サービス一覧にはそのような記載はありません。

Cポン自体は信頼性が高いサービスでありますが、このウェブサイトでは誇大な表現が使われているように感じられます。

これはKOC JAPANにとっても好ましくない状況でしょう。

したがって、LOOP(ループ)が提供しているサービスが実際に存在するとしても、その上場によって価値や収益が向上することは容易ではないということが考えられます。

投資家が損害を被る可能性が高いため、私はこの副業をおすすめすることはできません。

LOOP(ループ)の運営元についても、信頼性を確認するために特定商取引法に基づく情報を確認することが重要です。

特定商取引法には、通信販売において広告が不十分または不明確であると後にトラブルが生じる可能性があるため、広告に表示するべき事項が明確に規定されています。

また、誇大な広告についても明記されています。

特定商取引法は、広告における誇大表現や事実と異なる内容の記載による消費者トラブルを防止することを目的としています。

法律の観点からは、消費者に対して明確で正確な情報を提供することが求められています。

例えば、商品やサービスの性能や価格に関する虚偽の情報や、実際よりも優れた印象を与える広告は禁止されています。

ですから、LOOP(ループ)の特商法に関する表記について検証してみましょう。

LOOP(ループ)の運営者情報には、販売業者の名前、所在地、電話番号、メールアドレスが記載されています。

しかし、問題は電話番号が記載されていないという点です。

特商法では、広告における情報の不足や不明瞭な点は後日トラブルの原因となり得るとされています。

このような情報不足は消費者に不利な取引をさせる可能性があり、LOOP(ループ)の信頼性に疑問が生じます。

また、住所が海外にあり、法人であることも指摘されます。

海外に拠点を持つ企業の場合、トラブルが生じた際に法的手続きが複雑化する可能性があります。

さらに、電話番号の記載がないことから、顧客が迅速に問い合わせることができず、十分なサポートを受けることが難しいかもしれません。

消費者がクーリング・オフを希望した際に簡単に連絡できない状況では、サービスの信頼性が低下することも考えられます。

そのため、LOOP(ループ)の特商法に適合していない点から、取引のリスクが高い可能性があることが示唆されました。

さらに、ユーザーの口コミや評判を探ってみましたが、LOOP(ループ)から「稼げた」という声は見当たりませんでした。

仮想通貨や暗号資産の中には、上場が期待されるものに先行投資する話があちこちで広まっていますが、その多くが詐欺であることが明らかになっています。

LOOP(ループ)が完全にそのカテゴリーに含まれるとは言い切れませんが、疑わしい要素や信頼できない要素がある以上、その利用を率直に勧めることは難しいと言わざるを得ません。

【総括】L∞P・LOOP(ループ)の検証結果
LOOP(ループ)を調査した結果、残念ながら安全で収益性の高い副業として認めることはできませんでした。

その理由は以下の点に起因しています：
・LOOP(ループ)が提供している収益機会についての証拠が一切見当たらない
・特定商取引法の記載に問題があり、海外法人であるため実態が把握困難であり、適切なサポートを受けることが難しい
・LOOP(ループ)に関する口コミや評判で利益を得たという声はひとつとして存在しない

上記の理由から、私はLOOP(ループ)をお勧めできないと判断します。